Elena Canter エレナ・カンテル

スペイン北部の都市、ビルバオ出身。1988年、マドリードにアトリエを設け、初のコレクションを発表して以来、20年以上にわたって創作活動を続けており、スペイン王室からも高く評価されているジュエリーデザイナです。

国内の展示会で年2回定期的にコレクションを発表している他、パリやロンドンなどの海外の展示会にも出展。マドリードのティッセン・ボルネミッサ美術館や国立ソフィア王妃芸術センター、バルセロナのピカソ美術館など、有名美術館のためにコレクションを制作していることでも知られています。

エレナ・カンテルのジュエリーは、熟練の職人がブラスやブロンズ、シルバーやスチール等のメタルに酸化や研磨等の加工を施してひとつひとつ手作りしています。ハードな素材を官能的なジュエリーに昇華させ、創り上げられる独特の世界観は、他に類を見ません。ラテン音楽界のディーバ、 Shakira(シャキーラ)も、エレナ・カンセルのジュエリーに魅せられた女性のひとりです。

2006年にスペイン本国で開催された "Reinventado el Calzado" では、スペインの代表的クリエーターの一人として、彼女らしいフェミニンでスタイリッシュなパンプスのデザインを披露。東京でも、2007年の Tokyo Designer's Week のイベントとして開催された「靴 x クリエーション」展で紹介されました。

最近は、彫刻家としても活躍し、スペイン内外で個展を開き、作品を発表しています。また、作品の写真撮影を自ら手掛ける等、マルチな才能を持つアーティストでもあります。

2001年、マドリードの高級ショッピング街、ベラスケス通りにオープンした唯一の直営店は、最新コレクションを含む、彼女のあらゆる作品のショーケースとなっています。

海外では、英国のリバティ(Liberty of London)、米国の高級百貨店ニーマン・マーカス (Neiman Marcus) で取り扱われている他、オーストラリアのシドニーやヨルダンのアンマンでも販売されています。

※2010年までは、Elena Cáncer(エレナ・カンセル)ブランドで展開していました。

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